キム・セロンの家族が未成年時代の交際証拠を公開：「キム・スヒョンは交際開始時期について嘘をついている」

物議を醸す記者会見：キム・セロンの家族が声を上げた理由

2025年3月27日、故キム・セロンの家族はソウルで記者会見を開き、彼女が未成年だった頃に俳優キム・スヒョンと交際していたことを示す決定的な証拠だとするものを公開しました。この記者会見はソウル江南区にあるスペースシェアセンターで行われ、遺族の代理人である法律事務所Buyouの弁護士ブ・ジソク氏が主導しました。

家族がこれらの告発を公表する決断をした背景には、2025年2月16日の悲劇的な死以来、故キム・セロンの私生活が「ほぼ毎日のように無差別に暴露され続けている」ことへの苦悩があります。ブ弁護士によれば、この公衆の注目は「遺族への憶測や批判」を引き起こし、「極度の不安や精神的および身体的な苦痛」をもたらしているとのことです。

ブ氏は、今回の記者会見の目的はキム・セロンの自殺理由を明らかにすることではなく、キム・スヒョンとの関係に関する論争を終わらせることであると明言しました。家族は当初、YouTuberイ・ジンホ氏に対する訴訟の一環として、この関係について情報を公開しました。イ氏は「虚偽情報を流布し、故キム・セロンを嘲笑し侮辱したことで最終的に彼女を死に追いやった」とされています。

特に家族が怒りを感じたのは、これらの告発に対するキム・スヒョン氏の反応でした。ブ弁護士によれば、「家族が受け取った返答は、キム・スヒョン氏が彼女との関係を否定する嘘でした。関係性を証明する証拠が公開された後も、一言も謝罪せず、今では再び嘘をつき、『彼女が成人してから交際が始まった』と主張しています。」

衝撃的な証拠：2016年のカカオトークメッセージ

記者会見で提示された最も衝撃的な証拠は、2016年6月にキム・セロンとキム・スヒョンが交換したとされるカカオトークメッセージです。当時、キム・セロンは韓国年齢で16歳（国際年齢では15歳）、一方でキム・スヒョンは28歳でした。

これらのメッセージには友情以上の親密な関係性が描かれています。2016年6月24日のやり取りでは、キム・セロンが「朝食も夕食も諦めて一日中寝てた…面白いよね？病院で点滴も受けたㅜㅜ」と送信し、キム・スヒョンが「体調悪いんだねㅜㅜㅜㅜㅜㅜ今少し良くなった？ㅜ」と心配する様子が見られます。

また別の会話では、キム・セロンが「撮影戻ったよ。すぐ終わって帰るね」と送信し、それに対してキム・スヒョンが「帰ってきて」とハート絵文字付きで返信しています。その後、「♡キス」と返した彼女に対し、「後で本当にしてね。それも禁止？」と尋ねる彼。「禁止じゃないよ。やるよ」と答える彼女に、「やった！」と喜ぶ様子も描かれています。

さらに問題視されているメッセージには、「いつ君を抱きながら寝れるかな」「そうしたら本当に良く眠れる気がする」と書かれたものがあります。それに対し、キム・セロンは「いいよ、それ許可する」と返信し、バックハグ絵文字まで添えています。

これらのメッセージは、「二人の関係は2019年から始まった」という成人後交際説と矛盾しています。

送信されなかった手紙と自傷行為写真：問題だらけの関係

カカオトークメッセージ以外にも、ブ弁護士は二人の長期的な関係性を示唆する証拠を提示しました。その中には昨年書かれた未送信手紙も含まれており、それによると彼女は2度目となる内容証明書類を受け取った後、この手紙を書いたようです。

この心痛む手紙では、彼女はキム・スヒョンについて「私の最初で最後の愛」と表現し、「私たちは約5〜6年間一緒だった」と記しています。また、「避けないでほしい」という希望も述べており、関係終了後も感情的なつながりが続いていたことがうかがえます。

手紙には彼への写真投稿について謝罪する内容や、「ゴールドメダリスト（彼所属事務所）の人々」が「非常に怖くて居心地悪い」という言及も含まれていました。また、自分の電話番号を書き込み、「返信してほしい」と頼む内容でした。

最も衝撃的だった証拠として、自傷行為中と思われる写真も公開されました。この写真から、この関係性によって彼女が精神的負担や苦痛を抱えていた可能性が示唆されています。このような証拠から、この交際が彼女に深刻な影響を与えた可能性があります。

時間軸の矛盾：実際にはいつ交際が始まった？

この論争で中心となっている問題は二人の交際開始時期です。故人側によれば、この関係は2015年11月から始まり2021年7月まで続いたとのことです。この場合約6年間続いたことになり、それならば交際開始時点で彼女はまだ15歳でした。一方でゴールドメダリスト側（事務所）は当初完全否定したもの後妥協声明夏以降成人間短期間限定付き認定