BLACKPINKジス、映画『全知的読者視点』で本格女優デビュー！アクションと情熱でスクリーンの新星となるか

ジスの大躍進：K-POPアイドルから本格映画女優へ

皆さんはご存じでしたか？BLACKPINKのジスが、ついに映画『全知的読者視点』で本格的な主演級女優としてスクリーンデビューを果たします。これまでドラマ『雪降花』などで演技経験を重ねてきたジスですが、主演級映画は今回が初挑戦。イ・ミンホやアン・ヒョソプ、チェ・スビン、ナナなど豪華キャストと肩を並べ、韓国映画界の“ブルーチップ”女優となれるか、国内外で大きな注目を集めています。

原作ウェブ小説の社会現象と映画化の意義

『全知的読者視点』は、韓国で10年以上にわたり連載され、世界累計2億ビューを記録した大人気ウェブ小説が原作。普通の会社員キム・ドクジャ（アン・ヒョソプ）が、自分だけが知る小説の世界が現実となり、主人公ユ・ジュンヒョク（イ・ミンホ）らと共に滅亡した世界を救うため奮闘するファンタジーアクションです。小説ファンの間では、映画化の発表当初から「どこまで原作に忠実か」「キャストの演技力は？」といった議論が絶えません。

ジスが演じるイ・ジヘ：アクションとキャラクター変化の挑戦

ジスが演じるイ・ジヘは、原作では名将・李舜臣の力を受け継ぎ剣を使うキャラクターですが、映画では銃を主武器とする設定に変更されました。この大胆なアレンジは、アクションシーンの多様化とキャラクターの個性強化を狙ったもの。ジス自身も今回初めて本格アクションに挑戦し、現場ではその情熱と努力がスタッフ・共演者から高く評価されています。監督のキム・ビョンウも「ジスの熱意は最初のミーティングから際立っていた」と語っています。

監督・制作陣の狙いと原作ファンの反応

監督のキム・ビョンウは、制作発表会で「キャスティングの基準は“とにかく熱心な俳優”だった」と述べ、ジスの現場での集中力と吸引力を絶賛。一方で、原作ファンの間では「剣から銃への武器変更」に賛否両論が巻き起こっています。監督は「多くのキャラクターが剣を使う中、アクションやキャラクターの多様性を出すための選択だった」と説明し、「映画を見れば納得してもらえるはず」と自信を見せています。

グローバルファンと韓国映画界の期待

ジスは昨年自身のレーベル『BLISSOO』を設立し、ソロ歌手としてもビルボード1位を獲得するなどグローバルな活躍を続けています。今回の映画は、K-POPと韓国映画のファンダムが交差する特別な作品となりそうです。アジア各国でのファンミーティングツアーやドラマ『ニュートピア』など多彩な活動も後押しし、ジスのスクリーン進出は世界中のファンから熱い視線を浴びています。

韓国映画の新たな潮流と文化的背景

『全知的読者視点』は、韓国ウェブ小説の映像化ブームを象徴する一作。制作費は約300億ウォンとされ、現実とファンタジーが融合したストーリー構成やアクション演出が話題です。韓国映画界では、ウェブ小説原作の映画が世界市場でどこまで通用するか、その試金石ともなっています。ジスの挑戦は、アイドル出身俳優の新たな可能性を示すものとしても注目されています。

まとめ：ジスは“スクリーンブルーチップ”となるか

映画『全知的読者視点』は2025年7月23日公開予定。ジスがアクションと情熱でどこまで観客を魅了できるのか、原作ファン・映画ファン・K-POPファンの期待が高まっています。韓国映画の新たな潮流を象徴する本作で、ジスが“ブルーチップ”女優として新しい歴史を刻むのか、今後の展開に注目です。