Netflix『広場』第7話：衝撃の結末、原作との違い、韓国・日本ファンのリアルな声まとめ

最終決戦：第7話のあらすじと衝撃の展開

『広場』第7話では、主人公ナム・ギジュンがついに弟を殺した真犯人キム・ギルロクと対峙します。裏切りと陰謀が渦巻く中、ギジュンは壮絶な戦いの末、復讐を果たしますが、自らの命も犠牲にすることに。金権と権力を巡る組織間の抗争、そして最後に明かされる“黒幕”の存在が、韓国ノワールらしい重厚な空気感を演出しています。

ウェブトゥーン原作との違いとファンの戸惑い

本作はNAVERの人気ウェブトゥーンが原作ですが、ドラマ版では“広場バトル”など象徴的な要素が序盤のみで消え、ストーリー展開も大幅に簡略化されています。原作ファンからは「オリジナルの重厚感や深みが失われた」との声が多く、アクション主体の演出やキャラクター描写の浅さを指摘する意見が目立ちます。一方、原作未読の視聴者からは「テンポが良くて一気見できる」「韓国ノワール初心者にも分かりやすい」と肯定的な評価も。

キャストと演出：ソ・ジソブ復帰の存在感

ソ・ジソブは13年ぶりの本格アクション復帰で、冷静かつ激しいギジュンを熱演。共演のコンミョンやチュ・ヨンウも従来のイメージを覆すダークな役どころで新境地を見せています。チェ・ソンウン監督によるスタイリッシュな映像美やスローモーションの多用は賛否が分かれますが、全体的に重厚な雰囲気を作り出すことに成功しています。ベテラン俳優陣の存在感も、物語のリアリティと緊張感を高めています。

韓国コミュニティの反応：賛否両論と熱い議論

theqoo、ネイトパン、インスティズ、DCインサイドなど韓国主要コミュニティでは、原作ファンの不満が多く見られます。「原作の世界観を生かしきれていない」「キャラクターの感情描写が浅い」といった批判が目立つ一方、ドラマ単体としては「アクションとスピード感が魅力」「ソ・ジソブのカリスマ性が光る」と評価する声も多く、コミュニティ内でも意見が真っ二つに分かれています。

国際的な反響：韓国ノワールの新たな波

韓国国内での評価は割れる一方で、Netflix配信後はアジア・欧州・南米など世界各地でランキング上位に入り、グローバルな人気を獲得。海外ファンからは「韓国ノワールの新しい魅力」「復讐劇の普遍的なテーマが共感できる」といった好意的な反応が目立ちます。文化的な細部が伝わりにくい部分もありますが、韓国ドラマの多様性と影響力を改めて証明する結果となりました。

文化的背景：海外ファンが知っておきたい“広場”の意味

韓国社会における“広場”は、公開の場での対決や正義の象徴として特別な意味を持っています。原作ウェブトゥーンでは、犯罪組織が“広場”で1対1の決闘を行うという独自の設定がありましたが、ドラマではその要素が抑えられ、より普遍的な復讐劇へとアレンジされています。韓国ノワール特有の“義理”や“名誉”の美学が、作品全体の雰囲気を形作っています。

最新メディア・ブログレビューまとめ

News1、OhmyNews、CC Daily News、Newsfreezoneなど主要メディアは、キャストの演技と映像美を高く評価しつつも、ストーリーの薄さや原作からの乖離を指摘。NaverやTistoryのブログレビューでも「アクションドラマとしては見応え十分」「原作ファンには物足りない」といった意見が両立しています。『広場』は韓国ノワールの新たな挑戦作として、今後も議論が続くことは間違いありません。