BABYMONSTER、デビューアルバム『DRIP』が7ヶ月でミリオンセラー達成！YGの新世代が見せる圧倒的な成長

BABYMONSTERがミリオンセラーの快挙を達成

YGエンターテインメントの新人ガールグループBABYMONSTERが、1stフルアルバム『DRIP』で念願のミリオンセラーを達成した。2025年6月27日、YGエンターテインメントは同アルバムが累計販売量1,011,352枚を記録したと発表した。これは2024年11月1日のリリースからわずか7ヶ月での快挙である。

『DRIP』は発売初週に677,961枚という驚異的な売上を記録し、前作『BABYMONS7ER』と比較して約1.7倍の販売量増加を見せていた。その後も着実に売上を伸ばし続け、ついにミリオンセラーという大台に到達した。デビューから1年余りでこの記録を達成したことは、K-POP業界でも異例の成功と言える。

アルバム売上はコアファンダムの指標として重要視されており、BABYMONSTERの急激な上昇傾向を如実に示している。特に最近開催されているデビュー初のワールドツアーで世界各地で証明した圧倒的なライブ実力が、グローバルファンダム拡張の起爆剤となったと分析されている。

K-POP第5世代を牽引する実力派グループの台頭

BABYMONSTERのミリオンセラー達成は、単なる数字以上の意味を持っている。K-POP第5世代において、同世代のライバルグループであるILLITの2ndミニアルバム『I'LL LIKE YOU』の382,621枚を大幅に上回る成果を見せた。さらに注目すべきは、第4世代の強豪LE SSERAFIMの『CRAZY』初動売上677,687枚をわずかに上回ったことだ。

これは第5世代グループが初めて第4世代5強（aespa、IVE、NewJeans、(G)I-DLE、LE SSERAFIM）の一角を数字上で追い越したという歴史的な瞬間でもある。BABYMONSTERの成功は、YGエンターテインメントの新世代育成戦略の成果であり、BLACKPINK、2NE1に続く系譜を継承する存在として期待されている。

国内音源チャートでも『DRIP』は発売後から連日上昇傾向を記録している。メロンHOT100で10位、TOP100で26位を獲得し、バグスでは8位にランクインするなど、主要音源プラットフォームで自己最高順位を更新し続けている。

夏のカムバック『HOT SAUCE』で見せる新たな挑戦

BABYMONSTERは7月1日、先行公開シングル『HOT SAUCE』でカムバックを控えている。この楽曲は1980年代後半のオールドスクールヒップホップからインスピレーションを得た作品で、YG総括プロデューサーのヤン・ヒョンソクが「この夏を楽しく過ごしてほしいという気持ちでプレゼントのように準備した」と説明している。

公開されたティーザー映像では、カラフルな電光掲示板のロゴとメンバーたちのビジュアルが印象的で、いたずらっぽい表情と自由奔放なジェスチャーで視線を集めた。特にレトロな原色を活用したスタイリングは、80年代のオールドスクールヒップホップの感性を現代的に再解釈し、彼女たちならではの個性を倍増させている。

楽曲の一部が公開された映像では、軽快なブラスとシンセベースサウンド、リズミカルなドラムビートが特徴的で、BABYMONSTERの堂々とした自信を機知に富んだ形で表現した楽曲として紹介されている。この夏を涼しく彩るBABYMONSTERの爽やかな魅力が期待されている。

ワールドツアー『HELLO MONSTERS』の圧倒的な成功

BABYMONSTERのデビュー初ワールドツアー『HELLO MONSTERS』は、グループの国際的な認知度向上に大きく貢献している。2025年1月25日・26日のソウルKSPO DOME公演を皮切りに、アメリカのニューアーク・ロサンゼルス、日本の神奈川・愛知・大阪・福岡など、総10都市19公演という大規模なツアーを展開している。

特に日本公演では、昨年のファンミーティングツアー時に東京有明アリーナを全席完売させ、神戸ワールドホールでは予定された2回の公演が売り切れとなり、公演回数を追加するなど、日本国内での格別な人気を証明した。5月にはシンガポール、香港、バンコクなどアジア各都市への公演も追加され、さらなる規模拡大を見せている。

ツアーでは正規1集『DRIP』収録曲からソロステージまで豊富なセットリストが準備され、生き生きとしたライブバンドサウンドの上で一段階アップグレードされたBABYMONSTERのパフォーマンスを楽しむことができる。各地での公演は毎回大きな反響を呼び、ハンドマイクライブパフォーマンスは特に高い評価を受けている。

サマーソニック2025出演で日本での地位を確固たるものに

BABYMONSTERは8月16日、日本最大級の音楽フェスティバル「サマーソニック2025」への出演が決定している。大阪のエキスポ70記念公園で開催される同フェスティバルには、aespa、(G)I-DLE、The Rose、IZNA、KATSEYEなど、国内外の主要アーティストと共に出演予定だ。

昨年のサマーソニック初出演時も大きな話題となったBABYMONSTERだが、今年はミリオンセラーを達成したアーティストとしての参加となり、より一層注目が集まっている。日本の音楽ファンにとって、BABYMONSTERのライブパフォーマンスを体験できる貴重な機会となるだろう。

日本市場でのBABYMONSTERの人気は特に顕著で、YouTube公式チャンネル「THE FIRST TAKE」での一発撮りライブ映像が500万回再生を突破するなど、デジタルプラットフォームでも圧倒的な影響力を発揮している。サマーソニック出演は、日本での地位をさらに確固たるものにする重要な機会となりそうだ。

2025年下半期の活発な活動計画

BABYMONSTERは『HOT SAUCE』を皮切りに、9月に2番目のシングル、10月にミニアルバムを連続リリースする予定で、2025年下半期の活発な活動を予告している。この戦略的なリリーススケジュールは、ミリオンセラーの勢いを維持しながら、さらなる成長を目指すYGエンターテインメントの野心的な計画を示している。

現在BABYMONSTERの公式YouTubeチャンネル登録者数は800万人を突破し、デビュー1年未満のグループとしては異例の影響力を発揮している。公式チャンネルの累計再生回数は35億回を超え、1億回再生を記録した動画も8本に達している。パフォーマンスビデオやビハインド映像も高い再生数を記録し、ファンから継続的に愛され続けている。

2024年SBS歌謡大戦での『DRIP』ハンドマイクライブパフォーマンスは、SBS公式YouTubeチャンネルに掲載後、500万回再生を突破するなど爆発的な反応を引き出した。このような実力に基づいた成功は、BABYMONSTERが単なる一時的な人気ではなく、長期的な成長が期待できるアーティストであることを証明している。

次世代K-POPを牽引する存在としての未来展望

BABYMONSTERのミリオンセラー達成は、K-POP業界における新たな世代交代の象徴的な出来事として位置づけられる。YGエンターテインメントの新世代アーティストとして、BLACKPINKや2NE1が築いた遺産を継承しながらも、独自のアイデンティティを確立している。

グループの成功要因は何よりも実力にある。幅広いスペクトラムと完成度の高い音楽世界はもちろん、各種音楽番組・ラジオ・年末ステージなどで繰り広げたハンドマイクライブパフォーマンスは毎回大きな反響を呼び起こし、人気集めの起爆剤となった。特に生歌実力に対する評価は業界内外で非常に高く、これがグローバルファンダム拡張の核心要素となっている。

今後BABYMONSTERは、確固たる実力を基盤として国際的な音楽市場でさらなる成長を続けることが期待される。ミリオンセラーという成果は始まりに過ぎず、次世代K-POPを代表するグループとしての地位を確立していく過程で、より大きな成就を成し遂げることが予想される。日本をはじめとする海外ファンにとって、BABYMONSTERは今後も注目し続けるべき最も有望なK-POPアーティストの一つである。